【注意喚起】ESTA申請で代行サイトに引っかかりかけた話|ハワイ旅行準備中の実体験

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【導入】ハワイ旅行の準備中に“ESTA申請”で焦った話

今年の6月、家族3人でハワイ旅行に行くことになり、ただいま準備中です。

パスポートはすでに取得済みだったので、あとはESTA(米国の電子渡航認証システム)の申請だけ。 …と思っていたら、まさかの“代行サイトトラップ”に引っかかりかけてしまいました。

私と同じように海外旅行に慣れていない方、初めて申請する方、 そしてつい「検索上位のサイト」で手続きを始めてしまいそうな方に、ぜひ読んでほしい内容です。

【体験談】申請代行に気づかず、2人で約400ドル(約6万円)請求寸前…

妻と娘のESTA申請をしようと、Googleで「ESTA 申請」と検索。 上位に出てきたサイトで、フォームに名前やパスポート番号を入力していきました。

いくつもサイトがありましたが、「無事申請できればええわ」と思って進めました。 料金は1人あたり約200ドル(約3万円)。アメリカの物価は高いし、こんなものかと渋々申請。

後日、クレジットカードの利用速報が【2人分で約400ドル(約6万円)】と届き、 弟の家に遊びに行った際に何気なく話したところ、弟が一言。

「え?ESTAって1人20ドルくらいちゃうん?」

この時点でようやく「申請代行サービス」の罠に気付きました。 調べてみると、本来のESTA料金は21ドル/人。 それが10倍近い代行手数料として上乗せされていたのです。

【救い】弟夫婦に話したことで回避できた!

焦りながら、海外旅行に慣れている弟夫婦にその話をしたところ、 「それ、絶対代行サイトちゃう?キャンセルできるんやったら、今のうちやで」と指摘されました。

幸い、申請はまだ“入力途中”で止まっていたようで、 先方にキャンセルの連絡を入れると、無事キャンセル対応してもらえるとの返信がありました。

間一髪、数万円の出費を回避できました…。

【改めて公式サイトで申請】スクショを取りながら無事に完了

その翌週、弟家族が実家に帰省した際に、弟の奥さんにサポートしてもらいながら、 改めて米国政府の公式サイトから、正規の金額(21ドル/人)でESTAを取得しました。

一画面ずつスクリーンショットを取りながら進めたので、 不安だった気持ちもかなり軽くなり、安心して手続きできました。

【ESTA申請方法】画像付きで解説

それでは、ESTAの申請方法について、画像付きで解説していきます。
※パソコンでの申請方法になります。
まず、以下のESTA申請画面にアクセスしてください。
ESTA(エスタ)申請 – 在日米国大使館と領事館

そして、ESTA申請公式サイトのリンクをクリックしてください。
Official ESTA Application Website – Home

右上のアメリカ、イギリスの国旗、ENGLISHの部分にカーソルを合わせると言語が選択できるので、日本語を選択してください。

「新規に申請を作成する」をクリックし、「個人による申請」をクリックします。

セキュリティに関する通告が表示されるので、「確認して続行」をクリックします。

免責事項The Travel Promotion Act of 2009に対して、両方「はい、私は上記の説明を読み、内容を理解し、これらの条件に合意します。」を選択し、「次へ」をクリックします。

パスポートのアップロードを促す画面が表示されるので、「旅券をアップロード」をクリックします。

続いて、「ギャラリーから」を選択し、「開く」をクリックしてアップロードします。
※事前にスマホ等で写真を撮り、パソコンに保存しておくとスムーズです。

ここでは空欄となっていますが、パスポートをアップロードするとパスポート内の情報が各項目に読み込まれた状態で表示されます。「*」の必須項目の情報が正しいか確認し、必要に応じて修正や入力を行い、全ての必須項目を入力して、「次へ」をクリックします。

入力したメールに上のようなメールが届きます。赤枠部分のような4桁のコードが送られてくるので、コードを入力します。

上の画面が表示され、先ほど入力したメールアドレスに申請番号が届きます。
「●●●●・・・」の部分には、申請番号が表示されます。
下が実際にメールで届いた画面です、赤枠に申請番号が記載されています。

ここでもう一度、ESTA申請公式サイトにアクセスします。
Official ESTA Application Website – Home

「既存の申請を続行する」をクリックし、「個人による申請」をクリックします。

パスポート番号、生年月日、申請番号を入力し、「申請の検索」をクリックします。

必要情報を入力し、「次へ」をクリックして進みます。

ここではすべて「いいえ」を選択して進みます。

チェックを入れて、「次へ」をクリックします。

確認画面に移るので、「確認して続行」をクリックして進みます。

申請者情報、個人情報、渡航情報、適格性に関する質問、のすべてが申請内容確認済みとなれば、「次へ」をクリックします。

免責事項にチェックを入れ、「今すぐ支払う」をクリックします。

支払方法を選択して進みます、以下ではクレジットカードでの支払うケースで進めています。

カード情報を入力して、続行します。

入力したカード情報と支払金額が”$21.00″となっていることを確認し、「続行」します。

これで一通りの申請操作は完了となり、認証されるのを待ちます。
以下の画面が届くと認証され、ESTAが取得でき、すべて完了になります。

【注意喚起】公式サイトと代行サイト、見分けるコツは?

代行サイトは一見とてもそれらしく、ぱっと見、判断が難しいです。 ただし、よく見ると「ESTAの代行申請」といった注意書きがあります(全部読んでいませんでした…)。

正しいESTA公式サイトのURL:
https://esta.cbp.dhs.gov/

見分けるポイント:

  • URLが「.gov」で終わっている
  • アメリカ合衆国の国章(鷲のマーク)が表示されている
  • 金額が21ドルである

このあたりをチェックするだけで、代行サイトを避けることができます。

【まとめ】焦ったけど、共有したい体験になった

今回の件は、正直かなり焦りました…。 でも、旅行の準備中にこうした落とし穴があることを知れたのは、大きな収穫でもありました。

この記事が、これからESTA申請をする誰かの“落とし穴回避”につながればうれしいです。

✔️ これから旅行準備を進める方は、「ESTAは1人21ドル」を忘れずに!
✔️ 必ず公式サイトで手続きを!

安心して出発日を迎えるために、事前準備は慎重にやっていきましょう。

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